2021年5月25日
今年も豪雨、台風のシーズンとなりました。
一昨年の令和元年の水害被害額は、全国で約2兆1,800億円となり、平成16年の被害額(約2兆200億円) を上回り、1年間の水害被害額が統計開始以来最大となりました。
また、都道府県別の水害被害額上位3県は、以下のとおりです。
①福島県(水害被害額:約6,823億円)
②栃木県(水害被害額:約2,610億円)
③宮城県(水害被害額:約2,530億円)
そして、昨年も「令和2年7月豪雨」で断続的な大雨による河川氾濫・土砂災害により甚大な被害が発生しました。
・九州南部、九州北部、東海、及び東北の多くの地点で、24、48、72時間降水量が観測史上1位。
・国や県が管理する65水系203河川で決壊等による氾濫が発生しました。
また、令和3年5月20日から災害対策基本法の改正により、大雨警戒レベルが以下の様に変わりました。
レベル3“高齢者等避難“はこれまでは“避難準備の情報”でした。
高齢者や体の不自由な人等は移動に時間がかかるため、避難を始める段階となりました。
さらにレベル4はこれまで“避難勧告”と“避難指示”がありました。しかしその違いが分かりにくいため「避難指示」に一本化され、「避難勧告」は廃止されました。
これからの豪雨、台風シーズンは情報を素早く収集し災害に備えましょう。